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美しく気高い花を咲かせてくれていた胡蝶蘭もいつかは必ず花が枯れてしまいます。何も知らない人なら花が枯れるともうおしまいと感じて株ごと捨ててしまう人もいるかもしれません。これはもったいない話です。花が終わったらまた花を咲かせてくれる努力をしてみたいものです。胡蝶蘭はきっちりと管理できると必ず次の花も咲かせてくれるのです。花は一気には枯れません。古い花から先に枯れていくということになります。その花を順番に摘んでいき全ての花が枯れてしまったら茎をカットします。茎をカットする位置は真ん中より少し上くらいが一番良いと言われています。そこをカットするとそこから新しく芽が出て数カ月後には再び花を咲かせてくれるのです。つまり1年に2回花を楽しむということができるということになります。ただし、これを行うと株に残っていた栄養は使い果たすようなことになりそれで終わりになる可能性もあります。もっと長い間、胡蝶蘭を楽しみたいというのならすぐに2回目の花を期待するのではなく株に栄養を蓄えさせるという選択を取ります。花が枯れてしまった後に茎を切る場所を株に近いところから切り落とすということでそうしたことが可能となります。これを行えば数カ月後に2回目の花が咲くことはありませんが、株に栄養が溜まっていくためにその翌年も胡蝶蘭が咲き誇るのを楽しむことが出来るということになるのです。胡蝶蘭は大切に接して世話をしてあげればあげるほど花を咲かせて応えてくれる嬉しい花なのです。

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